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芸名について [ひとりごと]

黒人ミュージシャンには芸名の人が多いですよね。あだ名がそのままみたいな。
デューク(公爵)・エリントン、カウント(伯爵)・ベイシーはじめマディ・ウォーターズもライトニン・ホプキンスもそうだし、スモーキー・ロビンソン、ベイビーフェイスと枚挙にいとまがない。ラッパーなんかほとんどみんなそうだ。

白人だとあまりいない。というかロックやポップス系だとあまりいない気がする。
ボブ・ディランってのもまぁ芸名みたいなもんだけど。

黒人音楽家に芸名が多いというのは虚構を演じるとかそういう意味合いにもとれなくないか。
そういうテーマで本とかあったら読んでみたいけどないかな?ないか。

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コメント 2

としま

もともとは黒人ジャズ界発祥のやりかたですよね。たしか油井正一さんの二冊のどっちかに、そんなことに割いた一節があったはずと思ってパラパラめくりなおしましたが、すぐには見つけられなかったです。

油井さんのおっしゃるには、最初のあいだは「King of Jazz」の称号をめぐって、アンタが初代、ワシが二代目とか、続々名乗り出ていたけれども、そうこうするうちにルイ・アームストロングが出現し、やがてどうやってもルイから「王」の称号が奪えそうにないと分ってしまったので、じゃあ今度は公爵だ、伯爵だなどと勝手に自称するようになったとかなんとか…。

曖昧な記憶なんですが、まあたぶん油井さんのつくった笑い話ですね。
by としま (2017-12-03 22:38) 

Astral

としまさん

ラップってコンペティションだって言われますけど、ジャズも周りと競って俺がキングだとかって似てますね。
芸名って芸能の本質と強く結びついてるような気がします。
by Astral (2017-12-04 07:44) 

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