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Goin' To Chicagoについて [ひとりごと]

ヴァンの新作「Roll With The Punches」をよく聴いてます。
記事では色々文句も言いましたが、バックの演奏がグルーヴィで心地いいんですよね。

基本カバー・アルバムなわけですけど、スポティファイでカバーされている曲のオリジナルのプレイリストがあるんで聴いてみたんですが、ベイシーの「Goin' To Chicago」を聴いてちょっとあれっ?っと思ったんですね。


というのもヴァンはジョージー・フェイムとデュエットしてるんですが、オリジナルとかなり違う。聴いたことがなかったのでこのオリジナル(だと思うんですが)を最初聴いたときは違う曲かと思った。
だってカバーのほうは最初ジョージーが1分ほど歌ってからヴァンが歌うんですが、オリジナルにはジョージーのパートは全然ない。というかインスト・パートがあってその後ジミー・ラッシングが歌い始めるんです。このラッシングが歌うところがヴァンのパートなんですね。

で気がついたんですが、前半のパートはジョージーがオリジナルのインスト・パートをヴォーカリーズ化したんだと思ったんです。でもオリジナルのインスト・パートをよく聴いてみてもどうもメロディが違う。

だから誰かほかの人のヴァージョンなのかなと思ってYoutubeで探してみるとジョー・ウィリアムスが歌っているのが見つかりました。
これがビンゴ!ジョー・ウィリアムスのヴァージョンでした。ジョー・ウィリアムスがベイシー楽団で歌っていたことも今頃知りました。
これはいつの録音だろう。


バック・コーラスはランバート・ヘンドリックス&ロスのようです。
これを聴くとやっぱり所々ヴォーカリーズ化した感じなので、どのヴァージョンをヴォーカリーズ化したものなのかと思ったんですが、これかな?「Basie Rides Again」というアルバムに入ってる。


出だしのトランペットのメロディはよく似てる。ただ1コーラスしかないんだよな。
ベイシーはこの曲を何度か録音してみるみたいなので、他にあるのかもしれない。
ヴァンの邦盤の解説とかに書いてあったりするのかな。
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コメント 4

としま

ベイシーが録音した「ゴーイン・トゥ・シカゴ」はとにかくたくさんあるので、ヴァンのそれをまだ聴いてませんから、買って聴いてから確認して報告します!いつになるやら分りません。
by としま (2017-10-15 23:43) 

Astral

としまさん

やっぱり何度も録音してるんですね。こういうカバーは元ネタ探しも楽しいもんです。
ご報告気長にお待ちしています。
by Astral (2017-10-16 07:53) 

としま

ヴァンのこれが今日夕方帰宅したら届いていたので、早速聴きました。

が、しかし、「ゴーイン・トゥ・シカゴ」の、ベイシーのどのヴァージョンを下敷きにしているかは、調べる気になりません。まあちょっと聴いて分らない僕も知識不足で申し訳ないんですが。

僕のいたらなさをおくと、それ以上に、どうしてdigする気になれないかというと、「ゴーイン・トゥ・シカゴ」含め、アルバム『ロール・ウィズ・ザ・パンチズ』が素晴らしすぎるからです。これは傑作に違いありません。

アルバム一枚丸ごとが絶品です。ヴァンはもともとこういう音楽の世界の人間だと分っていたはずなのに、このヴェテランがここまでフレッシュな音楽を産み出して届けてくれるとは、ちょっと不意打ちでした。

今日、もう何回聴いたか分りません。ずっとこれだけリピート再生しています。

そんなわけで、僕のいまのこの熱がおさまって、ベイシーのいろんなのを聴きなおしてオリジナルがどれか、調べる気になるまで、しばらく時間がかかりそうです。
by としま (2017-10-18 23:06) 

Astral

としまさん

ライブも一緒のレギュラー・バンド中心の演奏はほんとフレッシュですよね。ブルースでジャズでとしまさん好みですし気に入っていただけて良かったです。
by Astral (2017-10-19 07:44) 

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