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君のような人について [ひとりごと]

ヴァン・モリソンの87年のアルバム「Poetic Champions Compose」に収められた 「Someone like you」は発表当初はヒットした曲ではなかったけど、その後、何度も映画の挿入歌として使用され(ブリジット・ジョーンズの日記とか)ヴァンの曲の中でも隠れた有名曲になった。最近はクリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」にも使われている。

これは昨年ベルファストのオレンジ・フィールド・スクールでのコンサート。ヴァンの通った小学校だけど、なんかの企画コンサートだろうか。
それはともかくオリジナル録音では新作にも参加していたフィアクラ・トレンチによる豪奢なストリングスが印象的だったが、ここではホーン・アレンジが素晴らしい。特にホーン・アンサンブルによる間奏に注目。R&Bとジャズを折衷したような独自のスタイルは他では聴けないヴァン独自のもの。ピアノのポール・モランがトランペットも吹いて大忙し。
そしてヴァンの声。無造作に吐き出された声が高く舞い上がり弧を描いて旋回する。不器用に彷徨するソウル・ミュージック。

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