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灼熱の大地に響く声 [ポップ/ロック]

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中森明菜の5年ぶりのシングル「Rojo -Tierra」。フィジカル・フォーマットでもようやくリリースされた。
先日のNHK「Songs」で本人も言ってましたが、同じことを繰り返したくない新しい自分を聴かせたいという想いが全編にみなぎる素晴らしい曲に仕上がっていると思います。

カップリングの「La Vida」は沖仁によるフラメンコ・ギターだけをバックにしたフラメンコ仕様の楽曲。「Rojo -Tierra」以上に、聴き応えのあるミディアム曲。

前者はEDM仕様、後者はフラメンコ仕様でありながら、どちらも深いところでは歌謡曲的な薫りが漂ってくる。それこそ彼女が最後の歌謡曲歌手とも言われる所以だろうか。

両者とも灼熱の大地に深く響くような彼女の声に惹きつけられてやまない。
付属のDVDは「Rojo -Tierra」のスタジオでのレコーディング風景を交えたPV。スタジオでリラックスしておどける彼女に、体調を心配していたファンもにっこりだろう。
とりあえず新しいページは開かれた。
来週にはカバー・アルバムもリリースされる。そちらも楽しみ。
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