リスボンに誘われて [映画]
高校教師の男が一冊の本に誘われリスボン行きの夜行列車に飛び乗ったことから始まる魂の旅。この世に100冊しか存在しないという本の虜となり、若くして死んだ著者の素顔と謎を解き明かすうちに、男の人生も鮮やかに輝いていく―。
ビレ・アウグスト監督「リスボンに誘われて」。
タイトルからのんびりした紀行ものかと勘違いしてたら、重厚なドラマでした。
思いがけずポルトガルのレジスタンス活動などの歴史を知ることになった。
現在と過去の物語がサスペンスフルに展開するストーリーもよし。
主演のジェリミー・アイアンズの抑えた演技はさすが。メラニー・ロランは相変わらず美しく魅力的。
シャーロット・ランプリングがすっかり年を取っていたのにちょっとびっくり。もう70歳近いのだから驚くことではないのだけど、若い頃のイメージしかなかったので。
リスボンの美しい街並みが重厚なドラマに映える傑作。
2015-01-18 19:50
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