思わず笑っちゃうカラフル・パーティ・ミュージック [ポップ/ロック]
まーたヤフオクでこんなの落札してしまった。
E-girlsの「COLORFUL POP」。このグループが巷で人気なのを昨年暮れに初めて知りました。それまで存在すら知らなかった。
なーんか気に入っちゃったんですよね。
エグザイルの妹分的グループだそうで、ダンスがウリのようですが、本作はジャケットに偽りない楽しい・カラフル・パーティ・ミュージック。
一曲目のライディーンはYMOのあの有名曲ですが、すっかり神棚にまつられたYMOをその曲がヒットした頃には生まれてもなかったような女の子達が「私たちYMOがどんなに偉大かなんて知らないもん」って感じでケーハクに歌い飛ばす。あのメインテーマに「♫だんす・お~な~い♫も~とめられない~♫」なんてどーでもいい歌詞をのっけてしまうところも笑える。馬鹿にしてるわけじゃなくてほんと楽しいなぁと思って聴いてるんです!
続く「ごめんなさいのKissing You」。
これも歌い出しの「♫一緒に食事しただけよ。彼はただの友達♫」というのがまるで食事しただけのようには聴こえない歌がサイコーなんです。なんか聴いてると思わず笑ってしまうというか、褒めてるように聞こえないかもしれないけど、聴いて思わず笑ってしまう音楽ってのもめったにないですから。最高の褒め言葉です。
ダンス・ミュージックとして取り立てて新しいわけじゃなくてチョイ懐かしめのノリがあるのが本作の肝かな。YMOの他にはバナナラマの「I Heard A Rumour」に山下達郎の「恋のブギウギ・トレイン」とかを取り上げて耳なじみやすい楽しいアルバムに仕立てたところがヒットした要因だろう。元旦にリリースされた最新作では「おどるポンポコリン」なんかやってるし、そこまでいくと個人的にはついていけないんだけど。
メンバーが30人くらいいるみたいだけど、歌ってるのは数人。それなりに歌唱力のある人が選ばれてるせいか普通に聴いてられる。でも、数曲あるバラードはなくっても良かったな。入れないわけにもいかなかったのかもしれないけど。
そんなこと言いながら、ほんの数年前のことを振り返って甘酸っぱい気持ちになっている「約束の場所」の歌詞に、あぁ自分もそんな風に感傷的になった頃もあったなぁと甘酸っぱい気持ちになったりしてます。
2015-01-17 20:55
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コメント(2)
お~、E-girlsもゲットされましたか!素晴らしいですね~。
イイですよね~、この連中。ケーハクですけど懸命にヤッテいる姿が伝わって来まして、ワタクシは大好きです。何だかエンタメに徹しているという気もしますしね~。元旦リリースの新作も聞きたいんですけど、部屋とかCDの整理中ですので、まだゲット出来ておりませんが、近い内に必ずやゲットしたいと思っております。
あ、別にどうでもいいんですけど、E-girlsを構成している主要3グループの一つ、Flowerのブツを最近ボチボチと聞いております~♪
by ころん (2015-01-19 22:24)
ころんさん
すっかり気に入っちゃいました。どこをどう気に入ったのか考えてみるに、バランスがいいからじゃないかと思い至りました。
褒めるにしては失礼な言葉ですが、ケーハクな歌がケーハクな曲と演奏にうまい具合にのっかって、変に本格ぶったりしていないところがいいんじゃないかと。
彼女たち個別にもCD出してるんですね。そちらもちょっと聴いてみたくなりましたよ。
by Astral (2015-01-19 22:40)