Today's choice 2013-09-27 [Today's choice]
夏も過ぎ去りようやく秋めいてきた。
今日のような高い空をみると、あぁ秋だなぁと思う。
この時期にいつも取り出すのがジェイムス・テイラーの「オクトーバー・ロード」。
イントロのギターの爪弾きに芝の匂いが薫る一曲目の「セプテンバー・グラス」。続くタイトル曲の「オクトーバー・ロード」はライ・クーダーの太いスライドの音に長い旅路をゆく長距離トラックの車輪の音がこだまする。
年代的にジェイムスに大きな思い入れがあるわけじゃないので、70年代の作品よりもこのアルバムがマイ・フェイバリット。ジョン・ピツァレリを迎えたジャジーな曲をはじめ、様々な音楽が混ぜ合わさった味わいは格別。
なかでもデイブ・グルーシンがストリング・アレンジを務めた「マイ・トラベリング・スター」が好きだ。
ひとところに落ち着くことができず、いつも気が付けば彷徨い出てしまう者の心情が自嘲も交えて零れ落ちる。
私的名盤の一枚です。
http://www.youtube.com/watch?v=c8ngIAzE7YU
2013-09-27 22:03
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コメント(2)
Astralさま
なんだァ、Astralさんもこのアルバム愛聴されてたんですね!
JTファンなら70年代作品を強力に薦められそうですが、
自分もこれがベストですね。
JTのヴォーカルに対してサウンドがカラフルなんですよね。
手練達によるオールジャンルのオールラウンド。
ホント、収録曲どれも好きです。
by シャケ (2013-09-28 08:25)
シャケさん
>なんだァ、Astralさんもこのアルバム愛聴されてたんですね!
シャケさんも記事にしてましたね。コメントしそびれてましたが愛聴盤です。年を経るごとにますます良さが沁みてきました。
>JTのヴォーカルに対してサウンドがカラフルなんですよね。
あまり考えたことなかったですが、言われてみればそうですね。あのヴォーカルにあの演奏だからバランスがいいのかも?あまり濃厚だったり表情豊かすぎたら却ってくどく感じられるでしょうしね。
本作に続くオリジナル・アルバムをそろそろ作ってほしいんですが・・・。
by Astral (2013-09-28 23:18)