Tabu Labelの二枚看板の活きのいいデビュー作 [R&B/JAZZ/etc]
4月から始まったTabuレーベルのリイシュー第一弾からシェレールとアレクサンダー・オニールの初作を購入。
なにしろここらのブラコンは、僕にとってはまったくの手つかずの森なのでこの2枚を聴くのも初めてです。二人のマスターピースといえば両者とも次作ということみたいだけど、このデビュー作も充実の出来。
アレクサンダー・オニールはとにかく声量のあるヴォーカルで歌を大きく描くのが印象的。声自体にグルーヴがある。
シェレールは軽量級のボクサーみたい。フットワーク軽く、でも小気味よく聴き手の急所を射抜いていくパンチある声が魅力的。
両方ともジャム&ルイスのプロデュースも完璧で文句つけるとこなし。
リミックスなどもたっぷり収められておなかいっぱい楽しめます。
それに特筆すべきは厚紙でしっかりと作られたブック形式の装丁。
新しいライナーノートに詳細なデータ、12inchのレコードレーベルや歌詞も完備。リイシューの鏡といえるような愛情あふれる仕事がうれしい。こんな廉価で売って採算取れるのか心配になってしまう。
全部そろえたくなってしまって困るなぁ。
2013-05-05 20:51
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