異邦人のコズミック・ブルース・フロム・ニューオーリンズ [ポップ/ロック]
暑い。それ以外の言葉が出てこないほど、暑い。
涼しげな音楽をと思いながらも取り出したのがこのCD。
アンダース・オズボーン99年作「Living Room」。全然涼しくない、というかどっちかといえばよけい暑い気がする。
本屋で立ち読みしたMMで新作がけっこう高評価だったので、そういえば一枚もってたなと。
スウェーデン出身ながらもニューオーリンズに住み着き彼の地でスライド・ギターをうならせるツワモノ。裏ジャケには「コズミック・ブルース・フロム・ニューオーリンズ・ギター・ウィザード」なんて書いてある。
先日のタワレコでのイベントでの話になぞらえれば、この人も異邦人なわけで。
でも、特別ニューオーリンズ音楽を新たな地平にもっていくような事はしていなくて、
そのアプローチはごく普通というか正攻法なので、所謂70年代のアメリカン・ロック好きにしかアピールしないかもしれない。
首までどっぷりニューオーリンズに漬かりながらもどこかスマートなのは、やっぱりスウェーデン出身だからだろうか。
そんなニューオーリンズ、サザン・ロックが聴きたい時にひっぱり出す一枚です。
2010-07-21 23:09
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