Today's choice 2022.06.17

今日はジュールスが89年に組んだバンド、レックレス・スリーパーズの「ビッグ・ボス・サウンド」を。これ一枚だけのバンドでしたけど。

本作の前にデモ集「Demo-it is」というのが出てるんですけど、僕は聴いたことない。見たこともない。別にそんな探した覚えもないんだけど。当時注目のインディーレーベル、エニグマから出たこともあって、ちょっと注目されたようです。ちゃんとメジャーからでたアルバムがさっぱりだったのにね。

本作はポーラー・ベアーズの頃と比べると、ストレートなライブ感のあるバンドで、1曲を除きメンバーと共作していて、ひさしぶりのバンド活動を楽しんだんじゃないかな。でも一番良いのはやっぱりジュールス単独の「イフ・ウィ・ネバー・ミート・アゲイン」かな。ジュールスにしては珍しくひねりのないストレートなメロディのフォーク・ロックが甘酸っぱく青春です。ひさしぶりに聴いたらガレージ・ロックなノリの良さが意外に楽しく見直した一作でした。