もうひとりの息子 [映画]
出生時に取り違えられた2人の息子。一人はイスラエル、もう一人はパレスチナ。壁の〈向こう側〉と〈こちら側〉。その事実が明らかになったとき、動揺し、葛藤する2つの家族。彼らは最後にどんな選択をするのか?対立を乗り越え、世界が希望を見いだした感動の名作。
ロレーヌ・レヴィ監督「もうひとりの息子」。
2012年 東京国際映画祭 グランプリ作品。
ただ取り違えられただけでなく、イスラエルとパレスチナという正反対の境遇というところが重要なところだけど、その割にはそれほど深く葛藤が描かれるわけじゃないのは、その困難さをよくわかっているがゆえか。
希望を示して終わるエンディングが印象深い。
良作。
2014-03-01 22:36
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