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心の故郷「ボビー・チャールズ」 [ポップ/ロック]

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音楽を熱心に聴き始めた頃、僕の心を捉えていたのはザ・バンド周辺にいたようなミュージシャン達だった。
ウッドストック派と呼ばれたりする人たち。特にベアズヴィル・レーベルの諸作はかなり聴き込んだ。

ボビー・チャールズの72年作「ボビー・チャールズ」はその最たる作品だった。
もちろんリアルタイムであるわけもなく、20年近い時が過ぎていたけれども。
それでも僕にとってその頃聞いたレコードは心の故郷のような存在なのだ。

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今回ライノハンドメイドからシングルや74年の未発表セッションと当時のインタビューを含めたCD3枚組がリリースされた。
初回予約したので「Small Town Talk」のシングルのレプリカ付き。

カバーは木でできていてライノらしい凝った丁寧な仕事ぶり。
74年の未発表セッションが予想以上に素晴らしく、なぜ当時リリースされなかったのか疑問に思うほど。
発表されていれば72年作と並ぶ名作になったのに。

ブックレットの中身はこんな感じ。
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個人的にはDisc 2に収められた「Done A Lot Of Wrong Things」がハイライト。
同じベアズヴィルから73年にリリースされたポール・バターフィールズ・ベター・デイズの1stに収められていた曲。作者のヴァージョンをついに聴けて感涙。

こんな写真にもぐっときた。
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