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「日々の糧」としての音楽 [ポップ/ロック]

ここしばらくは、CD購入はセーブしている。
昨年は聴きたいと思ったものはあまり躊躇せず購入していたんだけど、あまり聴かなかったものも多くて。音楽に関してはどうも聴かないものがあるとすごい無駄遣いしたと思ってしまう性質なので。
とりあえず毎月のCD購入予算は諭吉1枚。

聴きたいと思ったうちの1/3程度聴けるくらいがちょうどいいのかもしれない。
その方が厳選して、大げさに言えば「日々の糧」としての音楽により出会えそうな気がする。

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昨年末くらいからラジオでよくかかっているイギリスの新人Rumer「Seasons Of My Soul」。
大好きなキャロル・キングやダスティ・スプリングフィールドを思わせる歌声が気に入った。この手の普通のポップスも買ったのひさしぶりだ。

評価の高いメロディ・ガルドーとか気になりながらも、未だ入手していないのに、結局こういう普通のポップスの場合、音楽がどうとかってよりも声で決まってしまう。
こういう落ち着いた情緒に流れない声が好きなんです。重くもなく軽くもなく。
寒さに凍えた手に吹きかける吐息のように、じんわりと人の心を暖める声。

弦や管を過不足なく配した丁寧なプロデュースもいい。
バカラックが絶賛するのもよく分かる。
でもその手の音楽をお勉強しましたって感じがないところが非凡。

ただ購入して二ヶ月ほど経つけど、あまり聴いてない。
聴けばいいなぁとは思うんだけど、今の僕の「日々の糧たる音楽」ではないみたい。
既によーく知ってるタイプの音楽だからかな。新たに何かを与えてくれる音楽ではないというか。
この音楽にそんなものを求めるのはお門違いではあるけれど・・・。
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