買わなかった二枚のCD

今年は普段聴かない音楽、いつも後回しにしてしまう音楽を優先して購入している。
でも、ネットで試聴して結局買わないものもある。
最近購入するのを見合わせた二枚のCDについて。


一枚はMOGWAIの新作。
今まで一度も興味を持ったことも聴いたこともない。
ノイジーなギターインスト系のバンドということしか知らない。
新作はMMで評価が高かったのとジャケの写真がいい感じなので興味を持った。
先日タワレコでもかかってた。サイン会をやってたらしい。


もう一枚はJames Blakeの1st。
こちらはまったく知らなかったけど、こちらもジャケが印象的だったのとダブステップってどんなの？という興味から。試聴するとなんかニック・ドレイクみたい。本人の青っ白い風貌も。魂の独白。ギターでなくエレクトロニクスを使うところが今ですね。

でも結局二枚とも購入は見合わせた。
理由は二枚とも同じ理由。

メランコリックに過ぎる。
あのメランコリーに身を任せるには僕はちょっと年をとりすぎてるのかもしれない。
いやまぁそんな年寄りではないですけどね。

メランコリーとは甘いもの。
たぶん今の僕は孤独な夜にそっと寄り添ってくれる甘いメランコリーよりもそれを笑い飛ばしてくれる活力をより求めているのだろう。いやちがうな。ほんとはそのメランコリーに惹かれながらも浸ってしまう自分がいやなだけかもしれない。

まぁ二枚ともちゃんと聴いてないんで。
なぜ買ったかでなく、なぜ買わなかったか。
そんなのもたまには面白いかと思い記事にしてみました。