レコード・コンサート@四谷いーぐる [イベント]
ブラジル音楽はつまみ食い的にあれこれ聴いてはきたけど、総体としてはいまひとつピンとこないというか、取り付く島がないというか・・・。
一番よく聴いたブラジルものというと、ライスからでている「ショーロ歴史物語」とピシンギーニャの「ブラジル音楽の父」だ。
とりあえず、一番興味のあるのはショーロってことで、そんは僕には、うってつけのイベントが今週末、四谷のジャズ喫茶いーぐるで開催された。
「ポップ・アフリカ700」の著者、荻原和也さんによる「ショーロの午後~ブラジルのインストルメンタル音楽140年の歴史を辿って」。
開始時刻の3時半にお店に着くともうかなりの人、入ってすぐの椅子に座っていた荻原さんにちょっと挨拶して奥へ。休憩を挟んで2時間半ほど、一番古いもので1908年の録音から最近のものまで、駆け足で140年の歴史をたどる。一番すごかったのはやっぱりピシンギーニャの「Ainda Me Recordo」、ジャズ喫茶だけあって大音量のスピーカーから飛び出すドライブ感のあるビッグバンドサウンドにはドキドキしたなぁ。
ジャコー・ド・バンドリンの歌心ある演奏にもグッときたし、フランスからブラジルに渡ったというNicolas Krassikにもワクワクさせられた。欲しいCDがまた、増えてしまった。
なんとも贅沢な土曜の午後でした。
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