Today's choice 2023.07.10

今日は九州の方は雨がすごいみたいですが、東京は梅雨明けしたような暑さでした。
このまま今週末には梅雨明けになるのかも。

今夜はアフロ・キューバン・オール・スターズの97年作「A Toda Cuba Le Gusta」を。
もうこれも四半世紀前なんですねぇ。最近はあまりこういうオールド・スクールなキューバ音楽のアルバムってメジャーのレコード会社からは全然でませんね。
若い世代により音頭取りでまたこういう温故知新なキューバ音楽がよみがえるような作品がでたりしないだろうか。

Apple Music Playlist 2023.07.09

Wilson das Neves：Senzala e Favela
2017年に亡くなったブラジルを代表する打楽器奏者の遺作というかトリビュート作というか。録音の２日前に亡くなったそうで、プロデューサーなどによって制作が引き継がれ数多くのゲストを迎えて完成されたそう。アフロ・ブラジル文化を濃厚に感じさせる冒頭と最後は本人が歌っているけど、他はセウ・ジョルジ、シコ・ブアルキはじめゲストが歌う。多くは伝統サンバに則った仕上がりだけど、マルセロＤ2参加の打ち込みサンバ・ファンクなどもあり。ロベルタ・サーの可憐な歌声もうれしい。洒落た管アレンジなどても丁寧に制作されいて、歌唱もどれも先達への敬意と愛情がこぼれるようであまねく清々しい作品。

Apple Music Playlist 2023.07.08

佐藤千亜妃：BUTTERFLY EFFECT
これで3枚目かな。前作も素晴らしかったけど、この新作も素晴らしい。今一番すぐれたシンガーソングライターだと思うんだけど。前作はロックだったけど、今回はポップ。昨年からの２枚のEPにプラスアルファということでちょっとがっかりだっただけど。曲の並びは違和感なくなにより良い曲揃いで文句も引っ込む。R&Bやラップも取り込んでもどの曲も、親しみやすくポップ。あまり声量のない歌声はロックなバックよりもこちらの方が映えるかも。

Today's choice 2023.07.07

今日も暑かった。まだ夏は始まってもいないのに。
なんか涼し気な音楽をということで、今夜はジョン・カパイの「red gold and blues」を。
すっきりとしたＵＫレゲエサウンドに、オブリガード的なギターが涼しい。

残念ながらこれはサブスクにはないか。隠れた名盤だな。

Today's choice 2023.07.06

７月にはいって梅雨明けももうすぐって感じですね。
それにしてもすでに十分暑い。今日も日中は肌が焼けつくような日差しでした。

今夜はジェリー・マリガンの94年作「Dream a little dream」を。
ワン・ホーン・カルテットでマリガンのバリトンをたっぷり堪能できます。
この時何歳かな。枯淡のというほど枯れず適度に艶っぽい。
悠々自適に吹奏されるサックスの音色に耳を傾けながら、クーラーの効いた部屋でまったりしよう。

Today's choice 2023.07.05

あぁ蒸し暑い。
この蒸し暑さを吹き飛ばしてくれるような爽快なやつをということで、今夜はルイ・ジョーダンのライブ盤「ベスト・ライブ」を。48-49のラジオ音源。DJの曲紹介が入るところが、当時のラジオを聴いてる気分になる。いろんなタイトル／ジャケで出てますが、僕の持ってるのは92年の邦盤。

ルイの手足のごとく緩急自在のティンパニ・ファイブの演奏も最高。
女性シンガーとの軽妙なやり取りの「DADDY-O」なんかも楽しいなぁ。
アップだけでなく「ドント・レット・ザ・サン・キャッチ・ユー・クライング」のロマンティックさもよし。

Apple Music Playlist 2023.07.04

CHRIS POTTER：Got The Keys To The Kingdom: Live At The Village Vanguard
サックス吹きまくり音楽が聴きたいと思い、このライブ作をチョイス。なんだかんだこの人が現在最高のテナーマンってとこでしょうか。ドラムにマーカス・ギルモア、ピアノにクレイグ・テイボーン、ベースはスコット・コリーという既に名を成したメンツが今のレギュラー・クインテットなのかな。冒頭ミディアム・テンポで渋く始まり、思ったほどイケイケじゃないけど、さすがライブならではゴリゴリと肉感的な演奏を堪能しました。

Today's choice 2023.07.03

今夜はムーディマン「Silentintroduction」を。
米国のブラック・ミュージックとしては金字塔の一枚でしょう。
クラブ・ミュージックらしくというかダビーで揺れ動くようなミックスが絶妙ですよね。ひさしぶりに聴いたのでその生々しさにドキドキした。

Apple Music Playlist 2023.07.02

The Walls Group：Four Walls
兄弟姉妹ゴスペル・グループの新作。いきなりテディ・ライリー制作のニュー・ジャック・スウィングではじまり高揚感たっぷりに２曲目に繋がる。この問答無用のポジティブさがゴスペルって感じですね。スティーヴィーにハーモニカを吹いてもらったり、今一番人気なんでしょう。兄弟姉妹ならではの息の合ったハーモニーに多彩な楽曲もあり最後まで飽きさせない。充実作。

musicologyをどうぞ

今日はネタなし。
プリンスの曲の中ではかなり好きな「musicology」をどうぞ。
何の変哲もないJBライクなファンク・ナンバーだけど、こんなにスタイリッシュにカッコよくやれるのはプリンスだけ！

テレビ出演時のスタジオライブでメイシオもいる！