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ボニーの一番のフェイバリット盤 [ポップ/ロック]

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ボニー・レイットはおよそ駄作というのがない人だと思うんだけど。まぁ不調の時もあったけど、基本自分に合わないようなことはしない人だしね。
代表作は72年の2nd「Give It Up」だと言うのに何の異論もないんですけど、やっぱり音楽ってリアル・タイムで聴いたものに思い入れができるもので、僕の一番のフェイバリット作は2005年の「Souls Alike」です。

実際このアルバムはほんと良い曲が揃っていて、冒頭の「I Will Not Be Broken」からはじまり、完熟のルーツ・ロックが味わえます。先日取り上げたジョン・クリアリーがレギュラー参加していた頃で、かれが提供した「Love on One Condition」「Unnecessarily Mercenary」はばっちりニューオリンズ印のR&B。

タイトルが歌い込まれる「Deep Water」は珍しくプログラミングを取り入れ、ヒップホップに対応。最近のアルバムではこういう新規なものを取り入れるってこともうなくなっちゃいましたけど、この頃はまだ時代の音と向き合っている感じもあって、そこにも惹かれていましたね。ちゃんとらしさを保った取入れ方が流石。

一番痺れるのは「Trinkets」「Crooked Crown」とクールにグルーヴする2曲が続くあたり。好みが渋すぎる?ラストのジャジーな「Bed I Made」も深い余韻を残す私的名盤なり。
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