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まだまだ進化するサンバ・ファンク [ブラジル]

ReactivusAmorEst.jpg

ジョルジ・ベンジョールの2004年作「Reactivus Amor Est」。邦題は「愛こそすべて」。オリジナル作としては、これが一応今のところ一番新しいアルバムみたいですね。

前作「ホモサピエンス」は今年一番聴いてるってくらいのアルバムなんですが、それから9年ぶりということで、前作ではラップなんか披露してましたが、本作では自分でプログラミングまでしてます。
新奇なものが好きなお茶目な人なんでしょうか。

そんなわけで、一曲目から打ち込みビートがリードするエレクトロ・ファンク全開のアルバムです。昔ながらのファンはあまり歓迎しないのかもしれないけど、最近80年代以降の打ち込みファンクがツボな私には、本作も十分すぎるほど楽しめるアルバムです。まだまだ進化するサンバ・ファンク。サッカー好きらしくペレを讃える曲もあります。前作もそうでしたけど、基本的にアップテンポのサンバ・ファンクばっかりというのも潔くて良し。

たぶんこういうブラジリアン・ファンクとしてはもっとスマートな若い人のアルバムもあるのかもしれないけど、若々しい感性が感じられる本作はジョルジの音楽家としての矜持が感じられてやっぱり大好きです。

よくわからないのがこのジャケ。
タイトルの愛こそすべてってことでビートルズ。それでイングランド国旗?
なわけないよな。よくわからない。
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