Today's choice 2021.12.09

ウディ・ショウの78年作「ローズウッド」を聴いたのがきっかけで、ここ数日コロンビア時代のウディ・ショウを聴き返してました。ショウは普段からよく聴くんですけどね。
ここ数年も未発表ライブとかもけっこうリリースされて、そういうのもちょこちょこ聴くし、僕が最初にショウに惚れたのが79年のライブ盤「Stepping Stones」で、一番の愛聴盤でもありました。やっぱりライブを聴くことが多かったですかね。

でもここ数年はスタジオ作にも改めて魅力を感じるようになっていて。
コロンビア時代の4枚あるスタジオ作のうち、80年の「For Sure!」は今まで一番印象が薄かったんですけど、今回聴きなおしたら、一番魅力的に聴こえました。
たぶん今までそれほど熱心に聴いてこなかったせいもあるかもしれません。

前２作「ローズウッド」「ウディⅢ」とはちょっと趣向を変えてるところが、硬派なショウにしては軟派な印象を持ってしまっていたかもしれないな。
ジュディ・シンの歌も入った「Time Is Right」など、コロンビア時代の中では最もコンテンポラリーともいえる本作は、今聴けば一番現在のジャズと呼応するところが感じられて、思わず何度も聴き返しています。

でもなぜかストリーミングでは聴けないんですよね。同じコロンビア時代の「ローズウッド」「ウディⅢ」はあるのに。なぜだ。