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黒人の模倣から出発してないブルース [R&B/JAZZ/etc]

THEBLUESANDME.jpg

夕方からの冷たい雨で、明日の朝は雪かもとか。
街もすっかり年末の雰囲気ですね。

ジョージー・フェイムって年を経るごとに、素晴らしく思えてきました。ずっと好きでしたけど最近特にね。僕はジョージーをヴァン・モリソンのバンドに参加したことで知ったので、ちょうどその頃のGO JAZZからの2作は印象深い。今夜は92年作「THE BLUES AND ME」を。

ベン・シドラン人脈かクリス・パーカーやウィル・リーなどアメリカンなメンツが名を連ねる。とはいえ普遍の洒脱で粋なジャジー&ブルージー。ドクター・ジョンの歌声も聞こえてきたり、フィル・ウッズのアルトなんかもあり。取り上げるはレイ・チャールズ、エリントン、パーシー・メイフィールド、アイボリー・ジョー・ハンターなどなど。
前作「Cool Cat Blues」の方が手に取ることが多かったけど、ひさしぶりに聴いてみれば新たな聴きどころも満載。うーん。音楽って素晴らしいって思えるアルバムです。スポティファイでは聴けないみたいだけど。

この人の歌のブルージーさってどこかジェフ・マルダーと通じるなと思います。
黒人の模倣から出発してないブルースやジャズ。
軽く紹介するつもりが、聴きながら文章にしてたら、思わず深いテーマに触れてしまったような。
ミルト・ジャクソン作の「Bluesology」はお得意のヴォーカリーズ・ナンバーなんだろうか。ネタ元を探してみようかな。今頃気づいた名盤です。
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