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Spotify Playlist 2016.12.05 [Astral's AM Playlist]

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Harry Belafonte : Calypso
名前だけは有名だけどな歌手ですね。これがカリプソと言っていいのかどうか。たぶん当時(1956年)のアメリカ人というか欧米の人にとってはわかりやすカリプソという記号だったんだろう。アメリカのフォークソングにはないトロピカル風味なメロディが新鮮だったのか。有名な「Banana Boat (Day-O)」や「Man Smart (Woman Smarter)」なんかもやってる。他の曲も有名な曲なんだろうな。「Brown Skin Girl」は間違いなくヴァン・モリソンの「Brown Eyed Girl」に遠くから影響を与えている。親しみやすい曲ばっかりだし楽しく聴けるけど、この人やオデッタのような人の音楽は今となってはどういう価値があるんだろう。
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としま

「アメリカのフォークソングにはないトロピカル風味なメロディ」を、ベラフォンテは確かに歌いました。両親二人ともカリブ地域の出身でもあります。

が、同時にベラフォンテは、あの当時のフォーク・ブームを最も大きく支えた一人でもあったんです。つまり公民権運動とも非常に密接な関係がありました。この事実は日本ではイマイチ認識されていません。

そう考えると、あの当時のボブ・ディランやその周辺の人たちとの関係も見えてくるのではないでしょうか?

と書いてみましたが、Astralさんももちろんご存知の上でおっしゃっているのですよね。
by としま (2016-12-05 23:10) 

Astral

としまさん

確かにフォーク・ブームを支えた一人だったのは確かで、当時は大きな意味があったんでしょうけど、今これをカリプソの代表作として聴く人はいないですよね。

ただポップスとしては今聴いてもまぁ楽しい作品ではあります。
ボサノバにおけるスタン・ゲッツ盤みたいなものかなと思ったりも。あっちには本物のボサノバが参加してますけど。
by Astral (2016-12-06 06:39) 

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