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姉御肌なフィーリンの凛々しさ [ラテン]

Lucy Fabery.jpg

今朝は金環日食でしたね。
何も用意してなかったのでチラ見してたら、当然眩しくて何も見えず(←ただのバカ)、
どうしたもんかと思ったらネガフィルムがあったので無事綺麗な輪っかを見ることができました。
次が何百年後かしらないけど、朝からいいもの見たーと思いながらの一日の始まり。

ホセー・アントニオ・メンデスの「フィーリンの真実」に続いて、ホセーの入手可能な残り2枚をはやいとこ聴きたいと思いつつ、「フィーリンの真実」の味わいを薄れさせたくなくて今年はとりあえずいいかなと思ってた。
そんなところへ知ったプエルトリコ産フィーリン、ルーシー・ファベリー。
こっちは女性だしホセーとはちがうフィーリンを味わえるかなっと思い、ジャケの目ヂカラにもやられてさっそく購入。

55-57年のハバナ録音。
ジャケのイメージ通り失恋の悲しみをよしよしと慰めてくれるような姉御肌な歌い手さんです。
でも、いつまでもくよくよしてると「いい加減にしなさい!」と怒られそう。
自らの悲しみはたった一粒の涙に込めてしまうような歌い口が凛々しい。
彼女の歌に比べるとホセーの歌はなんとも女々しい(そこがいいんだけどね!)。

やはりいつの時代も女の方が強いということかな。
女々しいという形容詞は男に対してしか使わないものね。
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