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色彩感あるブルース・ロック [ポップ/ロック]

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3月に見たディランのライブの影響もあって、ブルース/ブルース・ロック的なものが新鮮に聴こえる今日この頃。
評判の良いロス・ロボスの新作「Tin Can Trust」をゲット。

ロス・ロボスといえば90年代ミッチェル・フルーム&チャド・ブレイクによるプロデュース作が高い評価を得ていた。でも僕にはあの頃の作品はさーっぱりだった。
そもそも、僕はスタジオであれこれいじくったような音楽はあまり好まないので。

全11曲47分ってのがまずいい。これくらいがちょうど良いですよね。
曲はちょっと地味ではあるけど粒ぞろいだし、ギター中心のアンサンブルがいい。

ブルースをベースにしたロック、簡単にいえばそういう音楽だけど、不思議と古さを感じさせないのは90年代のスタジオでの実験みたいなものがここに結実してるからなんだろう。
すごく音のよい作品だと感じた。ブルージーではあるけどモノトーンではなくジャケのような色彩感があって。

途中はさまれるセザール・ロサスのペンになるラテン曲があるから単調にもならないし。グレイトフル・デッドのカバーが1曲。

はじめは1曲目やアルバム・タイトル曲が好きだったけど、何回か聴いているうちに一際ブルージーな最後の曲「27 Spanishes」に惹きつけられた。イントロのパーカッションがどこかブードゥー的雰囲気を運び込み、最後ヴォーカル/ギターがブレイクした後のドラムとパーカッションのからみは一層アフロ・ラテン的ですぐに終わってしまうのが惜しくなる。

しかしデヴィッド・イダルゴっていいギタリストなんだなぁ。
いまさらなーに言ってんだって感じですが。
http://www.youtube.com/watch?v=X2_POXjVZAY
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