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アンリ・ルソー パリの空の下で@ポーラ美術館 [イベント]

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先週末はちょっと足をのばして箱根まで。
ポーラ美術館で催されている「アンリ・ルソー パリの空の下で」を見に行く。
新宿からロマンスカーで箱根湯本まで、箱根登山鉄道で強羅へ、そこからバスで10分ほど。
ほんと山の中でした。

ルソーの作品16点を中心に同時代のゴーガンやルソーを敬愛したピカソなど、非常に見ごたえのある展覧会でした。

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ルソーの作品の中で僕が最も惹かれるのは熱帯への憧憬の伺える作品。
この展覧会では2点ほどしか見れなかったけど。
ゴーガンはビジネスマンとしても成功して裕福な暮らしをし、実際にタヒチに行ったりしたけど、ルソーは税関吏として働きフランスを出ることはなく、想像力であのような絵を描いた。画壇からはあまり評価されなかったみたいだけど。

ワールド・ミュージックを聴く自分の姿勢とも少し重なり合う部分も感じられて、最近とても彼の絵に惹かれる。
音楽を聴きながら行ったこともない、おそらくこの先訪れることもないであろう場所を旅する感じ、ルソーもそんなイマジネーションの中でああいった絵を描いたんだろうか。

山の中にある美術館だけあって、けっこう広々としている。メインの展示を見た後、常設展示を見て、カフェで一息。最後にまたルソーの作品を見て、外に出た。

ひんやりとした山の空気。ようやく秋です。

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