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シスタースマイル ドミニクの歌/ソウルパワー [映画]

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1950年代末のベルギー。直感を信じ行動するジャニーヌは、アフリカで救援活動に我が身を捧げる日を夢見ていた。一方、母ガブリエルは娘を結婚させて家業のパン屋を継がせると決め、本人の語る夢には聞く耳を持たなかった。独善的な母親から逃れ、生きる意味と安息を求め修道院に入るジャニーヌ。厳格な規律に反発しながらも、やがて音楽の才能を開花させ、修道会の聖人ドミニコを讃える歌「ドミニク」を作詞作曲する。

ステイン・コニンクス監督「シスタースマイル ドミニクの歌」。
「ドミニク」って曲は有名みたいですが僕は全然聴いたことがなかった。日本ではペギー葉山が歌ったようです。

チラシを見るとなんかハッピーな感じですが、実際はとても自己主張強い女性が修道女になり「ドミニク」という曲をつくり教会を捨て歌手として活動したけど、いわゆる一発屋で終わるという、大雑把に言えばそんな実話。なんの予備知識もなく見たので「なんだこの自己顕示欲の強い女は」なんて思って見てました。最後は悲劇的です。映画としてはあまり暗く終わりたくなかったのかそこらへんぼかしてあります。ぼくはこういう実話を映画化したものはたいてい「あぁそういう人がいたのね。そういう人生だったのね。」という感想しかもてない。客席は結構年配の人が多かったので青春時代にこの曲を聴いた人たちだったんだろうか?

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1974年、「ザイール'74」と題されたコンサートがキンシャサで3日間にわたって行われた。アメリカとアフリカのミュージシャンが同じ舞台に立ち、それがフィルムに収められて世界に広められる予定だったが、早すぎたワールド・ミュージックの祭典は興行的には失敗。フィルムもそのままお蔵入りとなった。今回、34年ぶりに発掘されたフィルムが、ようやく日の目を見る。

いろんなとこで結構絶賛されていたので期待十分で見ましたが、かなり期待はずれ。
だって演奏シーンが少ないんだもの。ほとんどの人が3~4分で一番長いJBだって5~6分だったと思う。出演者たちのアフリカで演奏するという高騰感とかは伝わってきたけれど音楽映画としては物足りない。見なくても別に損はない。

フランコとタブー・レイはけっこうファンキーでアメリカ勢にあおられたのかな。
この映画を見た人のほどんどは二人のことはあまり知らない人が多かったと思うがタブーレイのファンキーさには「お!こいついいじゃん!」なんて思ったのではないか。

セリア・クルースもど派手&元気いっぱいでよかった。
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