アンゴラのクレオール・ガール [アフリカ]
アヤって名前が日本人としては親近感感じちゃう。
アンゴラの新人シンガーソングライター、アナベラ・アヤのデビュー作。
アンゴラっていえばセンバやキゾンバですけど、この娘のやってるのはそれとは違うクレオール・ミュージック。
聴いて一発で気に入っちゃったんですが、僕が思い出したのはタニヤ・サン=ヴァル。クレオールという言葉自体がフランス語なので、クレオール音楽というとズークとかを思い出しますけど。
キゾンバなんかにはズークっぽいところもけっこうありますよね。
でもアンゴラはポルトガル語圏なのでブラジル音楽との親和性があるのはよくわかるんですけど、なんでズークの影響があるのかよくわかりません。
クレオール文化的なものとしてズーク自体がアンゴラでも人気があるんですかね。
それはそうとこのアナベラ嬢。
アフロ・ルーツなパーカッションの彩るポリリズミックなグルーヴにジャジーなハーモニー。随所で顔を出すアコーディオンの音色がサウダージを醸す。
タイトルの「Kuameleli」ってどういう意味だろう。この言葉だけでなく「Nangobe」とか「Kaumba」とかアフリカの言葉でしょうかね。気になります。
夏ももう終わりですけど、今年の夏の新しい出会いとして記憶しておきましょう。