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的皪な歌声 [ヨーロッパ]

Neath the Gloaming Star.jpg

もう一枚スコティッシュ・トラッドを。
これもAfter youで紹介されてましたハンナ・ラリティの「Neath the Gloaming Star」。
こちらも数曲聴いただけで、たちまち清廉な歌声に魅せられてしまいました。

これも今朝歩きながら聴いていたら、ちょうど梅が満開に咲いていて、その昔、澁澤龍彦が梅の花を「的皪な花」と書いていたの思い出しました。
「的皪」というのは白く鮮やかな様を言うんですが、まだ冷たい空気をハンナ・ラリティの白く輝く歌声が震わせるように感じられ、あぁ的皪な歌声だな、なんて思いました。
トラッドといってもコンテンポラリー・フォークって感じなので、聴きやすいし冬の定番になりそう。

これも早くしないと冬が終わってしまうと、2月も終わり頃にようやくオーダーしたんですが、面白かったのが、彼女のHP経由でバンドキャンプから買ったんですが、夜にオーダーしたら翌朝には発送通知が来てて、早!それで届いた荷の宛名が手書きだったんですよ。

今まで何度も海外からCDを買いましたけど、だいたいプリントされたシールが貼ってあるもんですよね。アマゾンのマケプレとかだと。まぁ業者のシステム的にそうなるんでしょう。このCDは自主製作なので、もしかしたら彼女自身が梱包して発送したのかななんて。

「あらオーダー来た!日本かぁ。うれしいなぁ。」それでさっそく梱包して近くの郵便局に走ったりとか。勝手にそんなことを想像して、未だに捨てるに捨てられず・・・
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