Apple Music Playlist 2018.07.11 [Astral's AM Playlist]
沢田研二:A SAINT IN THE NIGHT
70-80年代にかけてのジュリーは他を寄せ付けないポップスターだったよね。80年代後半からは僕の耳に彼の声は届かなくなってしまったけど。素敵なジャケに惹かれて聴いてみた91年の本作はジャズのスタンダード集。これが素晴らしい。全部日本語詞で、こういうスタンダードを日本語にするとたいてい垢抜けないものになってしまうけど、作詞家の言葉のセンスがいいんだろうな。何より歌手としてのジュリーの魅力に抗えない。歌上手いなぁ。声の磁力がハンパない。麗しい色気もたっぷりで。こりゃ隠れた名盤。アップルミュージックに「はじめてのジュリー」なんていうプレイリストが出てきたから聴いてみたんだけど、これからジュリー色々聴き漁ってみよう。
サイサイは修行が必要です [ポップ/ロック]
本日リリースのサイレントサイレンのシングル「19 summer note.」。
これCDだとDVD付きが今年のツアーからのライブ2曲が収録されるということで、予約してたんだけど、iTunesで買うと違うライブ2曲が追加されるのと1週間前くらいに予約購入すると700円ってことで、それならってことでダウンロード購入しました。でもちょっと勘違いしててライブ2曲が追加されるんじゃなくてCDだと「カレイドスコープ」と「オドレモーション」なんだけど、ダウンロードだと「ジャストミート」と「フジヤマディスコ」になるってだけでした。要するにCDとダウンロード両方とも買わせようっていうショーバイだったわけ。
まぁいいや今回はダウンロードで良しとしよう。
その新曲「19 summer note.」はサイサイらしいパワーボップなサマー・アンセムで好調を維持。もう一曲の「天下一品のテーマ」はラーメン屋さんのCM曲で何度も聴くもんじゃない。
そしてライブ2曲。今年のツアーは横浜で見たわけですが、それは素晴らしいライブで感動したことはこのブログにも記しました。
でそのツアーからのライブなわけですが、はっきり言って音が悪い。なんだかブートレグなみの音質でイマドキこれはないよな。もう少し音のバランスとかミックスとか何とかならんならんかったか。
ついでにへたっぴだね。いやまぁそれは知ってましたけど。実際のライブだとそれほど気にならないというか気にしてませんでしたが、映像があったりするとまた違うんだけど、音だけだとまぁほんと下手だよなぁ。とにかくこのドラムのもたつきっぷりはもうなんだか。演奏のタイトさとか全然ないんだよな。ひなんちゅはとにかく練習しなさい。っていうか全員修行しなさい。本人たちはこの音を聴いてどう思ってんだろう。
でも聴いてるうちになんだか笑えてくる。
この2曲はツアーの本編ラストに演奏されるもので、やっぱり自分の見たライブを思い出したり、昔聴いたストーンズとかキンクスの初期のライブもこんなグシャグシャした感じだったような気もする。まぁもっと上手かったろうけど。
あまりにすっとこどっこいな演奏にほんと聴いてると笑えてくるんですよ。まぁロックなんだからこれくらいでいいかなんて思えてくるわけです。演奏能力は最低なのにエモーションだけはたっぷりあるっていう感じが。最高に輝いてるぜこいつらってね。
それでもそう何度も聴けないけどね。頭痛くなってくるから。
とりあえず君たち、もっと練習しなさい。