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Apple Music Playlist 2018.04.10 [Astral's AM Playlist]

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Alune Wade:African Fast Food
初めて聴くけど、それなりにキャリアのあるセネガルのベーシストらしい。国内というよりもベーシストとしてジャズ・フュージョン方面で活動してたのかな。音楽的にもそういう感じ。セネガル出身だけどンバラはなくてアフロビート~マンデ・ポップ寄りの正調アフロ・フュージョン。さすがベースがブリブリとうねってカッコイイ。言ってみりゃリシャール・ボナ路線ですけど、さすがにスケールではまだまだ劣る。技術があるから何でもできるけど、ちょっと器用貧乏かな。もう少しはっきりとした音楽的な軸があればいいんだけど。
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Apple Music Playlist 2018.04.09 [Astral's AM Playlist]

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Mario Canonge & Michel Zenino:Quint'up
このタイトル、クインテットに引っ掛けてるのかな。フロント2菅編成のベーシストとの双頭クインテット。マリオ・カノンジュは名前は知っていてもちゃんと聴いたことなかった。冒頭ごく普通のモダン・ジャズ?このアルバムはどちらかと言えば普通のジャズ的な演奏が多め。でも2曲目「Calypsonge」はタイトル通りカリプソ風味だし、どの曲も良く聴けば、演奏の其処ここにクレオールのエッセンスが溶かし込められている。ベース以外はカリブ周辺出身者なのかな。一聴ごく普通のハードバップ風味ながら、サックスもトランペットも新鮮に響かせているのはクレオールのエッセンスが下敷きにあるからなのだろう。粒立ち鮮やかに転がるピアノのフレーズにも滋味深い味わいが潜んでいる。何度か聴いてみないと味わ尽くせない魔法がここにはあるよ。
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blank13/オリエント急行殺人事件 [映画]

ひさしぶりに続けて映画を2本みる。
図らずも俳優が監督した作品2本になった。

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齊藤工監督:blank13
映画としてはよくある物語。画的に美しいシーンもある。役者も上手い。細かいディテールを丁寧に積み重ねているのはよくわかるが、それだけでは普遍的な物語にならない。だからこそ映画的な嘘が必要で、監督自身もわかっているが、それが技術的にまったく追いかずちぐはぐな印象。イタイ演出が続き、70分と短い作品ながらえらくながーく感じた。ただただ拙作。でも意欲は買いたい。最後に流れる笹川美和の歌声が静かに耳に残る。


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ケネス・ブラナー監督:オリエント急行殺人事件
オールスター・キャスティングで名作ミステリーを今に。物語はさすがの名作ですが、映画として描くには尺が足らないような。そもそも映画向きのストーリーじゃないしね。有名俳優の顔見世興行のようでギャラの無駄遣いだな。前半は眠くなった。可もなく不可もなし。この名ミステリー、過去の作品で上手く映画化したのがあるのかしらん。
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Apple Music Playlist 2018.04.07 [Astral's AM Playlist]

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查勞ž.巴西瓦里:玻里尼西亞
こんな新鮮な驚きを感じた音楽もひさしぶり。台湾の先住民アミ人の歌手チャロウ・バシワリ。冒頭の曲からしてソン?トリオ・マタモロスを思い出した。コラみたいな弦の音も聴こえてくるし、海の向こうのアフリカ~ラテン世界まで、ゆらりゆらりと船が帆に風を受けて渡っていく姿が思い浮かぶ。次ぐ曲もちょっとフラメンコ的にも聴こえてラウール・ロドリゲスを思い出したり。これが台湾の音楽とは驚きです。海洋性亜細亜音楽。イマジネーションが広がる。素晴らしい。

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Apple Music Playlist 2018.04.06 [Astral's AM Playlist]

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Moon:Kiss Me
首筋の美しさが目を引くジャケ。韓国出身のシンガーによるコンテンポラリー・ジャズ・アルバム。プロデュースの伊藤ゴローがこの作品のカギ。スタンダードな意匠を使いながら新鮮なアルバムに仕上げていて、ラリー・クラインばりのその手腕は見事。ジャズ&ポップス・スタンダードを中心にクール・ビューティな歌声が魅力的に響く。ラストは橋幸夫の「絆」。この曲は韓国語でカバーされたものが韓国でもヒットしたとか。それをピアノだけをバックに。あえてのそのアレンジなんだろうけど、こういう曲こそ他の曲同様、洒落たアレンジで聴きたかったな。まぁそれは好みの問題で、ラグジュアリーでアダルトな魅力あふれる極めて質の高い作品です。
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Apple Music Playlist 2018.04.05 [Astral's AM Playlist]

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nonaria:nonaria
めちゃ良い。ノスタルジック・インドネシアって感じか。軽妙洒脱でユーモアたっぷり。MVを見ると見目麗しいとは言い難い女の子3人組なのに、愛嬌たっぷりでだんだん可愛く見えてくる。生暖かい風を頬に感じるムラユー感がたまんない。センスいいなぁ。8曲入り。たった23分しかないけど、聴いてるとなんか嬉しくなる好盤。

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Apple Music Playlist 2018.04.04 [Astral's AM Playlist]

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Max Cilla:La flute des mornes, Vol. 1 (Musique traditionelle et contemporaine de la Martinique)
これは魅力的。マルチニークのバンブー・フルート奏者の81年作。バンブーってんだから竹笛ってことだろう。その震える音色は同じく竹笛である尺八を思い出させたりもして親近感を感じたり。打楽器とピアノをバックに洗練を纏う前の素朴というより野生のメロディが海の香りと熱気を運んでくる。もっと聴いてみたいな。
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Apple Music Playlist 2018.04.03 [Astral's AM Playlist]

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gerry mulligan Tentet and Quartet
今夜はウエスト・コースト・ジャズを。一時期よく聴いたけど、実のところ穴ぼこだらけ。プレイヤーとしてだけでなくバンド・リーダーとしても有能だったマリガンの音楽はいま聴いても新鮮な驚きに満ちている。チェットもいるし、ラージ・アンサンブルが注目されているなら、この人だってもっと聴かれてもいいんじゃないかな。それはともかくほんとお洒落で粋ですね。
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Apple Music Playlist 2018.04.02 [Astral's AM Playlist]

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Maceo & All the King's Men:DOING THEIR OWN THING
JBは大好きだけど、インスト・パートも好きなので、今夜はこれを聴く。ヴォーカル入りもあるけどやっぱり冒頭の「Maceo」はじめインスト・ナンバーがカッコいい。もっと長くてもいいくらい。ファンキーなソウル・ジャズとも後の時代のフュージョンとも違うこのグルーヴはやはり特別。であるがゆえに、やっぱりJBが聴きたくなっちゃうんだけどね。
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Apple Music Playlist 2018.04.01 [Astral's AM Playlist]

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James Brown:Mutha's Nature
これも見たことないジャケのJB。77年作。このあたりだとディスコっぽいのが多いけど、これは基本のファンキー・ソウル。ファンク・ナンバーは言わずもがな。「サマータイム」もブルージーに決めて歌のうまさも見せつけてくれる。それにしてもJBはいつも新しいね。
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