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マナサスのレコードに仕掛けられた罠 [ポップ/ロック]

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今日も先日のレコード売却から直前になってまぬがれた盤を。
スィーブン・スティルスの「マナサス」です。ニール・ヤングは全部処分したのに、なぜかスティルスは残しちゃったな。スティルスはあと2-3枚持ってたけど、この20年くらいはこれだけだった。
でもこれも四半世紀は針を落としてないんだけど。

それ売ろうと思ったんだけど、なぜか直前になってやめた。
特別理由があったわけじゃないけど、スティルスのアメリカ音楽音絵巻といった趣の本作は、もちろん名盤として折り紙付きですよね。

そんなわけで四半世紀ぶりに聴いてみる。
昔けっこうよく聴いたんですよね。ジョー・ララのラテン・パーカッションが効いてます。本作を買った頃はラテンなんてほとんど聴いてなかったから。ここで聴けるラテンっぽさが、ものすごくラテンな感じで、違和感というか。馴染み難さも感じてた。サンタナとかもあんまりこの頃は好きじゃなかったし。もうこうやって少しずつラテンとかにも馴染んでいったのかもしれないけど。

ひさしぶりに聴いてみて、今回初めて気づいたのが、レコードの盤面のこと。本作は2枚組なんですが、1枚目のA面が「One」とあって、B面が「Three」なんですね。あれ?なんだこれ?と思ったら、四半世紀経ってようやく気づいたんですが、このレコード変則的で、ジャケの曲順通り聴くには、1枚目のA面→2枚目のA面→1枚目のB面→2枚目のB面の順に聴かなきゃいけないんですね。
いやぁ知らなかった。ジャケの曲順なんて見てなかったもん。
こういうのはレコードならではの仕掛けではありますね。っていうか罠だな。

久しぶりに聴いたけど、腕利き揃いのメンツを得て、スティルスのロック~ブルース~ラテン~ブルーグラスまで幅広い音楽性を刻みつけた名盤。僕の持ってる盤は、大きなポスター大の歌詞が付いてて、オリジナル盤だから、高く売れるかなと思ってたんだけど。スティルスなんてそれほど人気があるわけじゃないから、そんな高値が付くわけないだろうけど。
ともあれ、これはずっと持ってても良いかな。

あぁ「コロラド」が流れてきた。このカントリー・ロックは名曲ですよね。大好きだった。
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コメント 2

戸嶋 久

1→3、2→4と進むのは、オート・チェンジャー向け仕様ですよね。むかしの複数枚レコードにはときどきありました。ぼくはこのアルバム、CDと配信でしか聴いていませんけれど。

マナサスのラテンというかサルサ、ぼくはかなり好きです。
by 戸嶋 久 (2021-08-24 20:20) 

Astral

としまさん

本作は盤面ごとに「The Raven」「The Wildernes」「Conside」「Rock&Roll Is Here To Stay」というタイトルが付いていて、そんなところもレコードならではって感じがしますね。
by Astral (2021-08-24 20:33) 

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