SSブログ

70年代マリ音楽へのトリビュート [Astral's AM Playlist]

LE Mali70.jpg

ドイツの12管のホーン・セクションを擁するグループ、オムニヴァーサル・イヤーケストラの「LE Mali70」が超グルーヴィで最高です。

なんでもマリを訪れて、70年代のマリのバンドの曲を当時のサリフ・ケイタ、ソリ・バンバ、シェイク・ティジャーン・セックをはじめとするバンド・メンバーと演奏したのが本作とのこと。要はトリビュート盤ですね。
僕は本作に収められている曲のオリジナルを聴いたことがないんですけど、おそらくオリジナルより洗練されたファンキー・モードというかグルーヴィなアレンジがなされているのではないでしょうかね。

ビッグ・バンドはじめ、ホーン・セクションのはいったこういう大所帯グループが僕は大好きなんで、ホーン・アレンジを聴いてるだけで、気持ちよくなってしまう。
昨年のクティマンゴーズの「Afrotropism」と似た指向を感じます。オリジナルに敬意を払いつつも自分たちなりの創意工夫を忘れない。あぁ元を知ってればもっと比べて楽しめるんだけど、オリジナルをとりあえずストリーミングで探してみよう。

引退したんじゃなかったかサリフも力強い歌を聴かせてます。
あぁこれベスト10に入れたかったなぁ。

めちゃくちゃ良い雰囲気!

nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

bunboni

う~ん、これ大絶賛する気満々で、買ったんですけど、ぼくにはガッカリの盤でした。

オリジナルは演奏・録音ともに稚拙でも、それをカヴァーして余りある情熱に溢れていて、あの時代特有の熱気に圧倒されるんですが、こちらはドイツ勢があまりにソツなく演奏していて、拍子抜けでした。

あと、アフリカ勢の歌がお粗末なのもいただけない。サリフ・ケイタはまあまあだけど、ブブカル・トラオレの歌は聴くに耐えない(この人はいつもこうなんだけど)。名のあるヴェテランより、若手を起用して欲しかったな。制作意図には意気を感じるし、めちゃ美しい企画だったのになあ。残念です。
by bunboni (2020-12-18 23:09) 

Astral

bunboniさん

記事の中でbunboniさんに解説お願いします!って書こうかと思ったんですけど、取り上げてないってことは低評価なのかなぁと思ってやめました。やっぱり。
僕はオリジナル聴いてないので、ドイツ勢の生真面目な演奏はオリジナルへの敬意と受け取って好感を持ったんですけど。とりあえずオリジナルの方を聴かなきゃですね。
by Astral (2020-12-18 23:22) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。