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まがい物っぽさと瓢箪から駒な本物感 [ポップ/ロック]

Santanafrica.jpg

スポティファイで聴いた時はとにかくエネルギー全開でお腹いっぱい。ついでにうるさいなぁ。って感じで買う気はなかったんだけど、アマゾンのマケプレで600円位で売ってたので、思わず買っちゃった。

買えばそれなりに繰り返し聴くわけで。
やっぱいいわ。元気いっぱいで、70過ぎのじいさんがこんなにゴリゴリに元気だといよいよ若いもんは太刀打ちできなくなっちゃうよなぁ。ブリブリなベースにグルーヴィなオルガンも良い。

多分スタジオ一発どりみたいなライブ感で、奥方のシンディ・ブラックマンのドラムも押せ押せです。アフリカっつっても普段アフリカ音楽を色々聴いてればこれ聴いて特別アフリカって感じなんかしないよな。どっからどう聴いてもサンタナのラテン・ロック。

そもそもサンタナの音楽はいつもなんちゃってな感じが漂うというか、ラテンでさえそう。多分学究的に追求するんじゃなく感覚的に対象に向かっていくからなんだろう。
まがい物っぽさと瓢箪から駒な本物感が同居するところが魅力なのかもしれない。
ってのは今思いついた。

ちょっと驚くのは作曲のクレジットにラシッド・タハやシェイク・ローの名前があること。
とりたててそれが音に大きな影響を及ぼしてりとも思えないけど。

ほとんどの曲がワン・モチーフ、ワン・ジャムって作りで、歌は入っても起承転結のある歌じゃなくて、ブイカが即効的に歌をのせたって感じ。そのライブ感が良い。
いい汗かかせてくれる力作です。好きだな。
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