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日本語のままのフロウ [ポップ/ロック]

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新作が気に入ったのでiriの昨年のシングル「Only One」をダウンロード購入。といっても新作に半分は入ってるので、「Stroll」「Come Away」の2曲だけね。

これまで彼女がリリースしたアルバム2枚とEPをひととおり聴いてみたんだけど、2ndまではまだバックトラックと歌やラップがまだそぐわないというか、気鋭のトラックメイカーによる音と彼女の声が相乗効果を生み出してない。グルーヴしてない感じがしたんですね。
最新のファッションに身を包んだはいいけど、どこか着せられてる感がありありって感じで。

でも昨年のシングル「Only One」から体にびしっとフィットしてバックトラックを上手く乗りこなすことができるようになった。カッコいいんですよ。

あと新作でも感じたんですが、彼女の歌詞はそれほど言語感覚としてはそれほど新しい感じはなくて、すごくスタイリッシュな言葉遣いをするところもあって。でも日本語が日本語のままで普通に現代的なR&Bやヒップホップの音にのっかっていることに、改めて驚きました。メロディに言葉をのせるじゃなくてリズムの乗っける。まさにフロウ。
iriが特別ってわけじゃなく、若い世代にはそれが普通にできるってことに、90年代あたりのJ-POPと比べてももう隔世の感がありますね。

浮遊するレゲエ・ビートにトースティングなラップをのせる「Stroll」、歌とラップがシームレスにつながるハウスな「Come Away」。共に素晴らしくグルーヴィ。
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