ネオンの輝きを映すガフィエイラ・サウンド [ブラジル]
最近ブラジルのバンドリン奏者アミルトン・ジ・オランダの4枚組のボックスがリリースされた。4枚とも名バンドリン奏者ジャコー・ド・バンドリンに関んする曲を演奏したものみたいなんですが、僕はそもそもジャコー・ド・バンドリンをろくに聴いたことないんですよ。
それでアミルトンで思いだしたのが、2015年のアルバム「Bailo Do Almeidinha」。
これ最高にカッコよかったんですよね。でもストリーミングでちょっと聴いただけですっかり忘れてた。今頃CD購入しました。
ショーロじゃなくてジャズ・コンボをバックにしたガフィエイラ・サウンドが最高にスウィンギーで、カラフルなイラスト・ジャケを体現するがごとく躍動感たっぷり。
ジャズもショーロも大好きな僕のためにあるようなアルバムです。
超絶技巧もダンス・フロアーを沸かせる飛び道具。
アコーディオンがほっこり流れる曲もあり、この音楽のカラフルさは都会のネオンの輝き。気楽に楽しめるのに奥は深い。これから頻繁に手が伸びるであろう傑作です。
2018-12-23 21:40
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0