底の割れない女の子 [R&B/JAZZ/etc]
ティナーシェの3作目「Joyride」がアップル・ミュージックの新作で突然現れた時はびっくりした。リリース情報をまったく知らなかったので。
2枚目かと思ってたらフィジカル・リリースなかったミックステープだと思ってた前作が2作目で、これが3作目なんだって。このタイトルは2年くらい前からずっとリリースするというアナウンスだけあって延び延びになってたんですよね。
そのせいで来日も中止になっちゃったりして。
イントロダクションのような1曲目に続いて、いきなりブルンディドラムのような太鼓の音がドカドカ聴こえてくるタイトル曲。かといってアフリカっぽいかというと全くそんなことないんだけど。
全曲違うプロデューサーによる楽曲なんだけど、製作にはがっつり彼女自身が関わってるので取っ散らかった印象はなし。短いしね。どの曲もティナーシェ印の刻印がくっきり。
ただリリースまでに長々と待たされたこともあって、聴くこちらがなんとも落ち着かない気分になってるせいか、アルバムとしての全体像を図りかねてしまう。
長々と待たせて、これ聴いてもいったいどこにそんなにこだわってたのかよくわからないな。とはいえ相変わらず底が割れないというか、なんだかよくわからない娘ですよティナーシェは。
とりあえずこれはこれで楽しんでるけど、次はそんなに待たせないでね。
2018-06-12 22:00
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