タイの国民的我が家の娘さん的ルークトゥン [アジア/インド]
パオワリー・ポンピモン新作。もちろん早々にゲットしてます。
昨年のタイ・フェスでの彼女との出会いは我が人生的にはかなりのインパクトであったことはこのブログでも記しましたし、2枚のルークトゥン名曲集は聴き倒しました。
それでこの新作。オリジナル・アルバムとしては3枚目かな。
彼女はタイの国民的歌手であった早逝したプムプアン・ドゥアンチャンの伝記映画でデビューしたこともあってか、前作もそういうイメージを踏襲したカバー集だったわけですけど、このアルバムでも日本人の僕が聴いてもどこか80年代を思わす歌謡曲というかまぁ古き良きルークトゥンの名残を漂わせた楽曲を溌溂と歌っている。
だから今年のタイ・フェスで見たバイトゥーイみたいなEDM入ったダンス・ナンバーなんかはもちろんなくて、アップでも古き良きルークトゥンの流れを汲んだ曲を華やかで清々しい歌声にほのかな色香を漂わせながら歌い綴っていく。
タイでどんな風に受け止められているか実際のところはよくわかんなけど、なんとなく想像するに国民的な我が家の娘さんみたいなイメージなんじゃないだろうか。
前作はもちろんこのアルバムを聴いて悪い印象を持つ人はあまりいないよね。曲はいいし清廉でクセのない歌声は誰にも好かれるだろうし、貶す要素はひとつもないもん。
アップもスローも文句つけるとこひとつもなし充実の新作です!
こんな一時間近いドラマ仕立てのMV作っちゃうんだからレコード会社も力はいってなぁ。
2017-08-13 20:48
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