Today's choice 2017-03-26 [Today's choice]
Beny More with Perez Prado and His Orchestra : El Barbaro Del Ritmo
キューバン・クラシックスの中で相対的に日本ではアルセニオ・ロドリゲスとミゲリート・バルデスが人気が高い気がする。それはおそらく中村とうようさんが二人をとりわけ贔屓にしていたからだと思う。とはいえベニー・モレーを低評価していたわけではないだろうけど。
マンボキング、ペレス・プラードのある意味メカニックでさえあるマンボ・サウンドに引けを取らずに歌えたのはベニー・モレーだけだろう。天にも届くような輝ける歌声に圧倒される。これと同じくトゥンバオ盤のセステート・アバネーロでキューバ音楽に引きずり込まれたのでした。
2017-03-26 19:28
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コメント(4)
アルセニオとミゲリートの人気が高いように見えるのは僕も同じなんですが、それはおそらくキューバ音楽マニアというか、熱心な音楽リスナーのあいだだけでの話のような気がします。
そうじゃない一般の日本人のなかでは、たぶんトリオ・ロス・パンチョスとペレス・プラードが最大の人気者だったかも。前者はキューバンではなく、メキシカンとプエルト・リカンですが、まあキューバ音楽「的」でしょう。というかあのへん、全部一緒くたに「同じ」ラテン音楽として愛好されていました。
by としま (2017-03-26 23:23)
としまさん
なるほど確かにそうですね。
一般的にはアルセニオよりもペレス・プラートの方が有名でしょうし。所謂ラテン音楽ファンとワールド・ミュージックに軸足を置いてる音楽ファンとの認識の違いは大きいんでしょうね。
by Astral (2017-03-26 23:32)
Astralさんもご存知の「キサス、キサス、キサス」とか「ベサメ・ムーチョ」なんかが日本でも大人気なのは、これらぜ〜んぶトリオ・ロス・パンチョスのおかげなんですよね。たぶん「マンボ No 5」あたりよりも有名かも。ある世代には。
by としま (2017-03-26 23:48)
としまさん
トリオ・ロス・パンチョスって聴いたことないんですよ。
今度聴いてみます。
by Astral (2017-03-27 07:41)