年間ベスト2016［映画編］

年々観る映画の本数が減ってきてるけど、今年は何本位見たかな。30本くらいか。
ベスト10は選べそうにないので、思いつくままに6本だけ。


1位 ： ディーパンの闘い
油断してたら、ラストの思いがけない展開に目を見張る。インパクトあった。社会的なテーマを扱いながらもエンターテイメントとしても一級品。さすがパルムドールな傑作。


2位 ： シアター・プノンペン
全編が瑞々しさで溢れたいた。
これからのカンボジア映画に期待を抱かせるに十分な名品。


3位 ： 日本で一番悪い奴ら
振り切れた演技を見せた綾野剛が素晴らしい。
硬い社会派でなくエンターテイメントに仕上げた監督の手腕に拍手。


4位 ： 恋人たち
埋もれてしまいそうな小さな物語をそっと温めるような傑作。


5位 ： ビューティーインサイド
奇抜な設定ながら思いがけず心に残る作品。
ハン・ヒョジュがナチュラルで良かった。


6位 ： キャロル
ケイト・ブランシェットの目ヂカラに震えた。

まだDVD化されていないものもありますが、お正月休みにどうぞ。

これはここに記さなくてもいいことだけど、今年もナチス映画が何本かあった。
遠い過去になった人類の蛮行を未来への教訓にしようと。
でもご存知のとおり、歴史は繰り返される。
アレッポで今起きていることをなぜ僕らは止められないのだろう。