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多彩な表情を見せ始めたFlower [ポップ/ロック]

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市來杏香が脱退して6人体制となったFlowerのシングル「瞳の奥の銀河」。
これが素晴らしい。

タイトル曲は、切ない旋律を際立たせる鷲尾玲奈の歌が一層麗しく、MVも星空をバックに、コンテンポラリー・ダンスを取り入れたというダンスが印象的で見ごたえあり。

「ラッキー7」はギターのカッティングにガッシリとしたリズム・トラックを聴いてすぐにピンときた。クレジットを確認すると、アンドレアス・オベルグの名前が。安室ちゃんの「_genic」の一曲目「Photogenic」を手がけていたソングライター・チームの一人です。この次の「Imagination」もそうなんですが、サウンドグラフィクス系のソングライターは最近のJ-POPを席巻してますね。この曲、安室ちゃんが歌ってもいいような躍動的なR&Bで、ここでの鷲尾玲奈はこれまでになくパワフルに歌っていて、小悪魔的な歌詞といいこれまでのFlowerのイメージから外れる曲で、本作一番の驚きでした。間奏では軽くラップも聴かせてくれてすっごいかっこいい曲です。

続く「Imagination」はEDM風味のE-girlsの曲にありそうなダンス・ナンバー。前曲とは違う華やかな曲でライブでのダンスも楽しみ。こういう曲でも男に振り回される自分に呆れながらも、それをどこか楽しんでいるような女性像が浮かんでくるのは、歌により膨らみがでてきたからでしょう。

最後の「Virgin Snow」はこれまでの「白雪姫」「さよなら、アリス」に連なるFlower王道路線のバラード。降りしきる雪の中で聴きたいファンタジックなアレンジもよろしく、じっくり浸り切れる渾身のバラード。バラードにも切ないだけじゃない味わいが出てきたね。

4曲それぞれ多彩な表情を見せてくれる、鷲尾玲奈の成長が着実に感じられる素晴らしいシングルだと思います。リリースごとに新たな顔を見せてくれて次のシングルが早くも楽しみ。

購入したのはDVD付きなんですけど、長くなりそうなのでそちらの感想は明日。

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