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名人芸について [ひとりごと]

ジョージー・フェイムはジャズの器楽曲や楽器ソロに歌を乗っける所謂ヴォーカリーズの名手としてもよく知られてますが、僕の好きなのは90年作「クール・キャット・ブルース」収録の「Every Knock Is a Boost」。
オリジナルはルイ・ジョーダン。イントロのサックスのフレーズからそのまま歌に入り、サックス・ソロまで見事に歌をのせてる。お見事としか言いようがない名人芸。
ジョージーのバージョンしか聴いてないと変わったメロディだなくらいかもしれないけど、ルイのオリジナル録音を聴けばそこらへんの面白さがよーくわかるでしょう。オリジナルでサックスをソロ吹いてるのは二人いるみたいだけど誰だろう?

そういえばジョージーの初期のヒット「イエー・イエー」もモンゴ・サンタマリアの曲をランバート・ヘンドリックス&ロスがヴォーカリーズ化したもののカバーだった。よっぽどヴォーカリーズが好きなんだなぁ。




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コメント 2

bunboni

ルイのほかにソロをとっているのは、テナー・サックスのIrv Coxですヨ。
by bunboni (2015-05-03 23:51) 

Astral

bunboniさん

さすが良くご存知でいらっしゃる!
改めて聴いてたらルイの歌の相の手みたいに鳴らされたり、リラックスした流暢なプレイが素晴らしくってい~いプレイヤーですねぇ。
ご教示ありがとうございます。
by Astral (2015-05-04 00:06) 

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