舞妓はレディ/柘榴坂の仇討 [映画]
舞妓がひとりしかいない京都の小さな花街へ、津軽弁と鹿児島弁のバイリンガルというおかしな方言を話す春子が「舞妓になりたい」とやってきた!厳しいしきたりに戸惑いながらも一人前になろうと奮闘する少女の姿を周防監督がミュージカル仕立てに描いたエンターテインメント。
周防正行監督「舞妓はレディ」。オードリー・ヘプバーンで有名な「マイ・フェア・レディ」へのオマージュ的ミュージカル。この監督はこうしたウィットに富んだ映画のほうが力を発揮するようだ。気軽に楽しめる。主人公を演じた新人上白石萌音は歌も上手くてとても良かったが、富司純子さんが素晴らしい。この人はいつも気品があって美しく、いい年のとり方をしているなぁと思います。
「桜田門外の変」で敬愛する主君・井伊直弼を失い、仇敵を追い続ける男。大老を暗殺後、身を隠し孤独に耐える男。幕末から明治へ激変する時代の中、ついに巡りあった二人に待ち受ける思いがけない運命とは―。
若松節朗「柘榴坂の仇討」。年に何本かは必ずある時代遅れな(良い意味で)男たちを描く人情時代劇。
それ以上でも以下でもない作品。
2015-01-10 22:28
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