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ビザールで背徳的な宴 [R&B/JAZZ/etc]

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ヘラクレス&ラブ・アフェアの新作「Feast of the Broken Heart」。3枚目なのかな。
どいういう出自なのかよく知らないけど、ほとんどの曲のヴォーカルにはゲストを迎えていることからユニット的なグループのようだ。

70年代ディスコにハウスやテクノをまぶしたようなダンス・ミュージック。と簡単に言えるほど底は浅くない。ビートの快楽だけでなく、そこに纏わりつく有象無象もまとめてミキサーで撹拌したみたい。
MASHASHEさんは背徳のビザール・ディスコと称していましたが、どこか捻じ曲がったようなビート、ついでにまさにビザールな背徳感になんとも背筋がムズムズ。すべての曲から快楽と退廃のエキスがしたたり落ちる。こういうのを聴くとやはりダンス・ミュージックにはエロスが必要だと強く思う。
とにかく聴き終わった後もねっとりあとひくグルーヴです。

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