ラテンの熱情×ケルトの清冽 [ラテン]
そういえば今月はまだCD買ってないなと思って、なら行ってしまおうエル・スール!
というわけで、あまり何を買おうかとか考えずに行ってきました。
ハッサン・ハクムーンとかシェウン・クティとか色々あったナイジェリアものとか、そこら辺をぐっと我慢して(次は我慢できないかもなぁ)、今年はあまり聴いたことのないものを聴こうということで、手に取ったのがスコットランドのサルサ・バンド、サルサ・ケルティカ!
結成20年、5枚目のアルバムというのは帰宅してからネットで知りました。
バンド名通り、サルサ×ケルティック・トラッドなバンドです。
プロデュースがブルー・ナイルなどを手掛けたカルム・マルコムというのも購入理由のひとつですね。
ラテン系のメンバーがいるので歌はスペイン語なんだけど、トラッドっぽい曲は女性シンガーがゲール語で歌ったりする。ラテン的な熱情がトラッド的な清冽さと合わさってなかなか得難い味わいなんだなこれが。
ジグやリールなどトラッドをラテン・リズムで演奏したり、サルサにイーリアン・パイプが絡んだり、でもそれがとってつけたようなミクスチャーじゃなくて、非常にこなれている。さすが伊達に20年のキャリアじゃない。
うーんぱっと聴きは、結構面白いなんて軽く思ったけど、これはかなりハイブリッドじゃないですかねぇ。
ラテンにはチャランガなんてスタイルもあるし、フィドルやフルートが入ったりする編成はけっこう相性がいいのかも。とはいえケルティックなメロディが奏でられると何とも熱い南国サウンドに冷たい風がピュ~と吹いてくるような感じ。
新緑のこの季節にピッタリのケルティック・サルサ。気に入った!ライブは楽しいだろうなぁ。
こういう顔ぶれ。そのまんまの音が飛び出してくるんですよ。
2014-04-12 22:03
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