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ナットのあっさりフィーリン [ラテン]

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ナット・キング・コールって長いあいだ自分の中では黒人的なフィーリングのないつまらない歌手の筆頭だった。
黒人音楽ってのはやっぱオーティス・レディングやOVライトこそが最高だと思ってたから。
昨年エル・スール・レーベルからリリースされた「フィーリンを感じて」に一曲収録されていた「パーフィディア」が気に入ってラテンの名曲を歌った3枚のアルバムを収録した本CDを購入。

CDにはライナーも何もついてないんだけど、アマゾンの説明によると「1958年、アルマンド・ロメウ楽団の伴奏で歌ったキューバ録音の「Cole Espanol」。1959年、ペイジ・キャバナウ楽団の伴奏で歌ったハリウッド録音の「A Mis Amigos」、1962年、ラルフ・カーマイケル楽団とペイジ・キャバナウ楽団の伴奏で歌ったメキシコ録音の「More Cole Espanol」(Capitol W-1749)から全30曲を収録」とのこと。

本場ラテンの歌手が歌えばもっと濃厚な情感が漂うのかもしれないけど、あっさり風味がいい感じ。あっさりだからフィーリン的なのか。
黒人だからって黒人的な音楽をやらなきゃいけないわけじゃない。
ようやくナット・キング・コールの音楽も楽しめるようになった。
ラテンのリズムの上をかるーくそよそよと吹く風のようにのっかる歌がジメジメとしたこの時期には心地いい。
バックの演奏も聴きこめば色々発見がありそう。

今月買ったCDはこれ一枚。
いまひとつ音楽を聴きたいという欲求がわいてこない。
たまにはそんな時もあります。
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