一枚のハガキ [映画]
太平洋戦争末期に徴集された中年兵の啓太は、仲間の兵士から「生き残ったら妻を訪ねて、ハガキは読んだと伝えてくれ」と一枚のハガキを託される。終戦後に彼の妻を訪ねると、彼女は貧しい農家でひとり懸命に生きていた―。新藤兼人が実体験を基に描く、99年の人生をかけた渾身の一作。
新藤兼人監督「一枚のハガキ」。
よくある反戦映画かと思ったら違った。
あちこちで笑いもおこる軽やかさが印象的。
大竹しのぶはますます素晴らしく、時に達者すぎるかなと思うところも。
最後を飾るにふさわしい清々しい秀作。
2012-05-05 19:50
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