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アメリカ白人音楽の粋 [ポップ/ロック]

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昨日の映画にちなんだわけじゃないけど、今日はライル・ラヴェットの新作「Release Me」を。
この人いまひとつ日本では知名度が低いですが、アメリカ白人音楽の粋を体現する人です。
ジャンル的にカントリーの枠に入れられちゃうと日本では敬遠されがちだからな。
ダン・ヒックスなんかとけっこう近い位置にいる人じゃないですか。ジャケの洒落っ気も含めて。

この新作オリジナルなるは5曲だけで、残りはカバー。
マイケル・フランクス、ジェシ・ウィンチェスター、タウンズ・ヴァンザントなどの曲をセンス良く料理してくれます。特にチャック・ベリーの「ブラウン・アイド・ハンサム・マン」が気に入った。

ライブでいつも率いるラージ・バンドはフィドルやスティール・ギター、ホーン・セクションに加えゴスペル・コーラスもいる大所帯バンド。
この新作でもブルーグラス、ウェスタン・スウィングからロック、ジャズとジャンル横断してグルーヴィに楽しませてくれます。アメリカ音楽音絵巻。楽しい。
ほんともっと聴かれもいいんだけどな。
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