ブラジルの哀愁に身をあずける [ブラジル]
正月休みに新宿に出たついでに中古で買った1枚。
ネルソン・ゴンサルヴィスの74年作「Passado e Presente」。
邦題は「ブラジルの哀愁」、解説は中村とうようさんだ。
オルランド・シルヴァと同じクルーナータイプの人。
解説は80年にレコードがリリースされた当時のもので、彼はブラジル大衆音楽の主流派の代表と書いてある。でもあまり日本では評価されていないと。
30年以上たった今でも変わってない。
僕は最近のMPBの人でこの人は!というのにまだ出会っていない。
まぁたいして聴いてないからだけど。
でもなによりアーティステックでいかにも先進的ですって感じの人にはぴんとこない。
こういうネルソン・ゴンサルヴィスみたいな人の方が肌に合う。
74年の作品とは思えないくらい新鮮で、ブラジル音楽の粋の極みという感じのアレンジも心地よい。安心して身をあずけられる音楽。
昨日新譜を聴こう!とか言っておきながらまた古いCD買ってしまった。
でもまだ今年の新譜は出てないから。600円。正月そうそういい買い物したな。
2012-01-07 23:28
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