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ナイーブな歌世界をバンド一丸となって表現 [ポップ/ロック]

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ウィルコの新作「Whole Love」。
ジョー・ヘンリー同様いつも評価の高いウィルコ。最近のロックでは唯一聴いてるバンドなので僕ももちろん好きなことは好きなんだけど。
はっきり言ってどのアルバムも90点くらいで、アベレージはとても高いけれど、100点がないバンドなんだよなぁ。
なーんかものたりない。

本作も一曲目はカッコイイし、ラストのアコースティックな曲もなかなか。
でもほかがなぁ。小粒、ごく普通のポップロック。
ジェフ・トゥイーディはいいソングライターだけれど、ロビー・ロバートソンとかレイ・デイヴィスにははるかに及ばない。比べるのが変?
彼の作る曲はパーソナルな肌合いが強いのでそのナイーブな感じがどうも歯がゆく感じてしまう。
そのナイーブな歌世界をバンド一丸となって表現している感じ。バンドなんだけど、シンガーソングラーターの作品のような。
他のメンバーはウィルコとは別にそれぞれ外でやりたいことをやっているので、バンドの中で個性がぶつかり合うようなこともないし、やっぱバンドは仲がいいだけじゃだめなんじゃない?

もちろんいいアルバムだけど。一曲目なんか聴くとテデスキ・トラックス・バンドはやっぱちょっとコンサバかなぁとも思う。でも一曲一曲は向こうの方が好きなんだよ。難しい。
期待が大きい分ハードルが高くなってしまう。
ただの好みの問題かもしれないけど。
でもライブは見たいね。
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