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清水次郎長伝1 [日本]

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また新しい扉を開けてしまった。浪曲。こういう日本の伝統芸能って意識的にならなければ触れる機会ってあまりないですね。
NHKのラジオとかでやってたような気もするけど。

広沢虎造(先代)(1899-1964)「清水次郎長伝(勝五郎の義心、お蝶の焼香場) 」。
1899年生まれだからデューク・エリントンと同い年か。

とりあえず物語の最初から聴くのが筋ってもんで、10枚シリーズの1枚目。
歌が語りになり語りが歌になり。けれんある芸というのか、これが粋ってものか。
バックの三味線と合いの手がまた絶妙で。目の詰まっただみ声で時に粘って時にすかして物語るやくざ者のおはなし。

「勝五郎の義心」
かつて世話になった次郎長のため勝五郎が病のお蝶のために義をつくす。

「お蝶の焼香場」
世話のかいなく亡くなったお蝶の葬式の席でのこと。

両方とも石松のすっとぼけぶりが笑える。
iPodで聴いてたら電車のなかでニヤニヤ。面白いなぁ。
今年はとりあえず、毎月1枚づつ買い揃えていこうかなと。ひそかな今年の楽しみです。

ところでこのCD、いつ頃の録音だか何のクレジットもない。
バックの三味線の演者の名前も。40~50年代あたりのラジオ音源なのかな。
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