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悪人 [映画]

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芥川賞作家・吉田修一の代表作を、日本映画界の至高の才能が集結して映画化。九州北部の地方都市で起きたひとつの殺人事件。殺した男と殺された女。男を愛した女。引き裂かれた家族たち。事件の真相が明らかになるにつれ生まれるひとつの謎。「いったい誰が本当の“悪人”なのか?」。

李相日監督「悪人」。
深津絵里さんが賞をもらったり評判がいいので、楽しみにしていました。

が、期待しすぎた分、ちょっと厳しく見てしまった。
主演の二人は力演だし、脇役も手堅くよかったのだけど、マスコミや若者のステロタイプな描き方や情緒過多な演出が玉に瑕。感動させよう的な。

あと、「悪人」というタイトルにするために最後のセリフがあるようで、違和感を感じた。
でも作品としては及第点です。

内容はこれが現在の日本という国の一断面なのだろう。
見ていて暗い気分になってしまった。
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